『テンプリズム』には、作中で語られていないサイドストーリーや、

裏設定があるのです。今日は、骨の国が開発した魔力で動く機械の兵士、

「機械兵」についての裏話をご紹介します。

いままで登場した、骨の国の軍部施設に収納されている機械兵に、

御札のようなものが付いているのに、気づきましたか。

スクリーンショット 2016-02-01 15.17.11

(第61話『ベルナのメール』より。 新型機械兵が登場するシーン) 

 

スクリーンショット 2016-02-01 15.23.53

 (第34話『骨の国の敵』より 。ユイが、アモウから骨の国の文明についての説明を受けるシーン)

 

機体に何枚も貼られた、謎の御札。

編集担当は、「機械兵は魔力で動くから、魔力に関連する御札かな・・・」

と思っていたのですが・・・

先日、これらの謎の御札について、曽田正人がイラストを描き下ろしていました!

↓こちらをご覧ください 。

gImyV

ニキが持っているこの札は、

REMOVE BEFORE OPERATION操作する前に外せ

と書かれてあるフラッグがついた、〝セーフティピン〟だったのです。

〝セーフティピン〟とは、現代では、爆弾やミサイルを積んだ

軍用航空機・戦闘機などに付いている、安全確認用の道具。

 

たしかに、口から炎熱線を発し、空を飛ぶ機械兵や、

同時にいくつも出撃させるとなると、安全装置が必要そう…。

 

空を飛ぶ機械といえば、

6巻収録の46話「新たな脅威」で、騎士団が乗っていたマシンを見てみると・・・

スクリーンショット 2016-02-01 21.08.57

この機体にも、機械兵と同じかたちの、赤いセーフティピンが!!

曽田正人が描いたレーシング漫画『capeta』を読んだことのある方は、

「マシン」の細部への情熱を、『テンプリズム』にも感じると思います!

投稿済

ぜひ、これからは『テンプリズム』に登場する「マシン」たちに注目して、

曽田正人のこだわりを感じながら、お楽しみください!!