『テンプリズム』には、作中で語られていないサイドストーリーや、
裏設定があるのです。今日は、骨の国が開発した魔力で動く機械の兵士、
「機械兵」についての裏話をご紹介します。
いままで登場した、骨の国の軍部施設に収納されている機械兵に、
御札のようなものが付いているのに、気づきましたか。
(第61話『ベルナのメール』より。 新型機械兵が登場するシーン)
(第34話『骨の国の敵』より 。ユイが、アモウから骨の国の文明についての説明を受けるシーン)
機体に何枚も貼られた、謎の御札。
編集担当は、「機械兵は魔力で動くから、魔力に関連する御札かな・・・」
と思っていたのですが・・・
先日、これらの謎の御札について、曽田正人がイラストを描き下ろしていました!
↓こちらをご覧ください 。
ニキが持っているこの札は、
「REMOVE BEFORE OPERATION」(操作する前に外せ)
と書かれてあるフラッグがついた、〝セーフティピン〟だったのです。
〝セーフティピン〟とは、現代では、爆弾やミサイルを積んだ
軍用航空機・戦闘機などに付いている、安全確認用の道具。
たしかに、口から炎熱線を発し、空を飛ぶ機械兵や、
同時にいくつも出撃させるとなると、安全装置が必要そう…。
空を飛ぶ機械といえば、
6巻収録の46話「新たな脅威」で、騎士団が乗っていたマシンを見てみると・・・
この機体にも、機械兵と同じかたちの、赤いセーフティピンが!!
曽田正人が描いたレーシング漫画『capeta』を読んだことのある方は、
「マシン」の細部への情熱を、『テンプリズム』にも感じると思います!
ぜひ、これからは『テンプリズム』に登場する「マシン」たちに注目して、
曽田正人のこだわりを感じながら、お楽しみください!!