漫画や、映画の醍醐味はいろいろありますが、そのうちの一つとして、「伏線に気付いたときの快感」がありますよね。
『テンプリズム』にも、過去の話から、現在の連載につながってくるような伏線が散りばめられています。今回は、伏線と「もしかしたらこういうことでは…?」という担当編集の推測もあわせて、ご紹介します!
ニキの父が負った傷と、決断とは。
ニキの父がはじめて登場したのは、第3巻19話でのこと。ここはニキの回想のシーンなので、オロメテオールに出会い破れてしまう前から、顔に大きい傷を負っているようです。過去の闘いが原因なのか、それとも女性関係での刃傷沙汰か・・・。あのニキを子にもつ夫婦ですから、相当過激な事件が起きている可能性があります。もし浮気なんてした際には・・・恐ろしいですね。
また、彼がふたたび登場したとき、こう語っていました。
「骨の国に無から有を生み出す力などない」という彼のセリフは、オロメテオールのように自在に魔力を使うニキの身体の中に、じつはライタイトが入っていることを仄めかしていたのです…!彼のいう「あの決断」とは、ニキにライタイトを埋め込む決断なのか、それとも違うのか…。謎多き彼がいうセリフは、これからも要チェックです…!!
アモウの尽きない好奇心。
ニキを助けるため、ツナシとの闘いに割って入った、骨の国の騎士団長アモウ。しかし、アモウはオロメテオールの神々しさに、恍惚としていました。最近のアモウを読んでからみると、結構ヤバい顔しています。おそらく、本物のオロメテオールを見たことで、アモウの好奇心に火がついたのでしょう。最新刊で、オロメテオールが発動したツナシに対しての彼は・・・
目を「らんらん」とさせて、いきなりツナシに質問していました。ツナシは“目盛り”のことを意識していないでしょうから、もはやアモウの方がオロメテオールに詳しいかもしれません。笑 (ツナシの「力」の出具合と模様については、こちらの記事をご覧下さい〜!)
アモウが読んでいた書物は…
オロメテオールを倒すため、アモウは幼い頃から鍛錬を積み、勉強をしてきたようです。ベルナのセーラー服も、アモウの柔道着も可愛いのですが、ここで注目するべきポイントは、アモウが研究のために読んでいる書物です!この書物、じつは、第1巻2話で登場していたんです!
2話の扉絵には、この書物が!この扉絵をよくみると、オロメテオールが秘められている右眼は金色なのですが、左眼は黒く、また右眼以外も影に覆われていて、隣に欠けた月が描かれています。なんだか、最新話の展開とつながってくるような…!最新話で、アモウが言っていた“言葉”も、こういった書物に書かれているのでしょうか…。
1〜30話フルカラー版が、読める!
過去の話に描かれた伏線、いかがだったでしょうか。いまなら、9月30日(金)まで、フルカラー版の『テンプリズム』1~30話が、コミックアプリ「ピッコマ」で無料公開中です!
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通常の連載や単行本で読んでいる方も、フルカラー版で読むと、また違った発見があると思います。この機会にぜひ、みなさんも過去の話を読み返してみてください!そして、ぜひTwitterで担当にも教えて下さい〜!