天性のカンで、次々と命の危機に直面した人々を救っていく大吾。本巻でも、豪雨の中、心臓疾患の患者を背負って急な山道を駆け降りたり、工事中のビルの屋上から落下しそうになったクレーンを止めたりと大活躍。だがその救助方法は常識外れで、周りはヒヤヒヤしっぱなしだ。そんな大吾は、レスキューの神田へのライバル心から、超難関の特救隊員の資格試験に挑戦する。
第36~54話
■あらすじ
め組の慰安旅行先の旅館で、大火事が起きた。大吾は炎につつまれた本館から、隣の別館に飛び移る。そしてベンチを渡し、それを橋にして、丘野ら本館に取り残された人達を別館に移動させることに。だがあと少しというところで、ベンチの長さが足りない。そこで大吾は自分の手をベンチに縛りつけ、背中の上を渡らせるという凄まじい方法を取った。体を張った大吾の機転により、犠牲者は奇跡的にゼロ。大吾の救助方法にずっと憤りを覚えていた丘野も、今度ばかりはその功績を認める(第36話)。
四六判 386頁 / 定価 676円(税別) / ISBN 4091267637
(少年サンデーコミックスワイド 第3巻より)