テンプリズムファンの皆さん、こんにちは! ほんのすこし前までは夏の暑さが残っていたのに、もうすっかり秋ですね。今回は、そんな秋にふさわしい記事をお届けしたいと思います!題して「テレシピを大公開!ファンが作ったテンプリズム飯」! なんと、テンプリズムに登場する料理「パスティラ」を実際に作ってしまったファンの方がいらっしゃったので、これは是非食べたい!!と思って、レシピを伺ってきました。この週末にはテンプリズム飯をみんなで作って食べましょう〜!
ニキも食べたパスティラって?
今回、素敵なテンプリズム飯を作ってくれたのは、先日開催したテンプリズムファン座談会に足を運んでくださった蔀さん。しかも、一見しただけではどんな風に作っているのか想像するのも難しいパスティラに挑戦してくれました。パスティラがテンプリズムに登場するのは第4巻でニキ・ユイ・アモウが食事を共にしているところ。ツナシとの激しい戦いの後で、これまで冷酷な一面が目立っていたニキの新しい側面が垣間見えたシーンです。 パスティラは伝統的なモロッコ料理で、鳩や鳥の肉を使って作る手の込んだミートパイ。甘い層としょっぱい層がミルフィーユになっているパイで日本人には少し馴染みのない味ですが、蔀さんのパスティラはカレー風味を効かせて日本人にも食べやすくアレンジされています。
パスティラ骨の国風のレシピ大公開!
テンプリズムにも登場したパスティラ骨の国風の作り方を蔀さんに伺いました!すごく丁寧に教えていただきましたので、是非作ってみてください〜!
材料(直径約18cm 3~4人前)
- 春巻きの皮 1袋
- 鶏もも肉(皮なし) 1枚
- 玉ネギ 中1個 荒みじん切り
- アーモンド 20gくらい 砕いておく
- じゃがいも 小1個(電子レンジで3分ほど温め、5mm角くらいに切る)
- カレー粉 大さじ1
- チューブの生しょうが 5cmくらい
- はちみつ 小さじ1/2
- 塩 小さじ1/2
- 顆粒コンソメ 小さじ1/2
- コショウ 適量
- シナモンパウダー お好みで
- 粉糖 お好みで
- バター 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- 片栗粉 小さじ1
- (※分量はお好みで調整していただくとよりおいしくなるかも知れません)
特別に用意しなければいけないのはアーモンドでしょうか。他のものは普段家庭にあるものや、よく料理で使うものが多いですね。これならスーパーで簡単に材料を揃えることができそうです。
料理の手順
- フライパンにオリーブオイルとバターを入れ、強火で鶏肉の表面を焼く。
- 鶏肉に焦げ目が付いたら、玉ネギ、じゃがいも、塩、コショウ、カレー粉、生ショウガを入れて炒める。
- 玉ねぎがしんなりしたら、肉にかぶるくらいの水と顆粒コンソメを入れ煮込む。
- 鶏肉に火が通ったら、鶏肉だけ取り出して冷まし、食べやすい大きさに手で裂く。
- フライパンに残った材料はそのまま弱火で煮込む(A)
- 水分がなくなったらはちみつと片栗粉を入れ軽くまとめて火を止める。
- 春巻きの皮6枚をお皿の上に広げ、水溶き片栗粉(材料外)で接着し中央に巻きの皮をもう一枚乗せる。
- 春巻きの皮の上に砕いたアーモンド(1/3)と粉糖を乗せる。
- その上に鶏肉を乗せ、その上に玉ネギなど(A)を乗せ、その上に鶏肉を、その上に(A)を乗せ、一番上にアーモンド(1/3)を乗せる。
- 周りの皮を閉じ、もう1枚春巻きの皮を乗せ水溶き片栗粉で貼り付ける。
- 多めの油で裏表揚げ焼きにする。
- 熱いうちに残りのアーモンドと粉糖、シナモンパウダーを振りかける。
焼く&煮込む工程と、ミルフィーユ状に食材を重ねていく工程がありますが、きっとパスティラを作る時に難しいのが食材を重ねていくことかなと思います。そこで、蔀さんがイラスト付きで解説してくれました!
蔀さんからのワンポイントアドバイス
蔀さん直筆イラストのパスティラワンポイントアドバイス!これなら料理が苦手な担当でもきっと作れる…!! そして、完成したパスティラがこちらです…!!
@TheTenthPrism い、いえ…?市販の肉まんを揚げただけですから…。#テンプリズム飯 で一番頑張ったのは「パスティラ」です。専用のパイ生地は無いので春巻の皮ですが? これは美味しかった! pic.twitter.com/2dYJ8UeF37
— 蔀 (@shito_min) 2016年9月7日
Twitterでリプライを頂いた時は、「これってお家で作れるんだ…!」と衝撃を受けましたが、詳しくレシピを伺っていくと、春巻きの皮を使って身近なもので再現してしまうアイディアなど、ただただ感心してしまうばかりでした。
みんなで食べよう!テンプ飯!
みなさん今回のパスティラ骨の国風レシピはいかがでしたでしょうか?当初、Twitterでパスティラの完成した姿だけを見ていた時は、「ど、どうやって作ってるんだ…」と想像もつきませんでした。 けれど、突然のお願いにも蔀さんが快く、そして丁寧に答えてくださったおかげで、スーパーで材料を集めればすぐにでも作れそう!と今なら思えます。(実際に作るのに挑戦しようと思っております…!) テンプリズムには料理をはじめとして色々と細かい設定がちりばめられています。最近は、そこをファンの方に拾い上げていただく機会が増えてきてとても嬉しいです!ぜひ、これからもファンの方と一緒にテンプリズムを楽しんでいけたらと思っております。 それでは、改めて、蔀さん素敵な料理とレシピをありがとうございました!
テンプリズム公式Twitterアカウント:@TheTenthPrism